18世紀のインド ムガール帝国の細密画 宮廷内風景

18世紀のインド・ムガール帝国の細密画 18世紀のインドはムガール帝国の宮廷内の風景の細密画です。 上と下に文章があり、ウルドゥー語で描かれてます。 ムガル帝国時代のインドは、多文化、多宗教社会であり、ペルシア文化とインドの伝統が融合した独自の文化が形成されました。ムガル帝国はペルシアの影響を強く受けており、ムガル皇帝たちは中央アジア出身で、ペルシアの芸術、文化、言語をインドにもたらしました。 跪いている女性の持っている楽器は、タンプーラです。インドの伝統音楽で使われる楽器です。 上の文章は: 彼女は彼のために音楽を演奏したり、歌ったり、踊ったりして、彼を幸せにするためにあらゆることをし始めました。彼女の美しさと才能に彼は魅了され、彼女の中に夢中になってしまいました。 下の文章は: 彼女の声は甘く、彼の心を溶かし、魂を癒しました。彼女の歌声は彼の心に深く響き、彼は彼女の歌声に魅了されました。 上下の文字以外に紙面の裏側にも文字があり、版画であると思われます。絵は手書き手彩色です。 サイズ: 約25cm×12.5cm ほどあり、枠で囲われた部分は、約20.2×10.3cmほどあります。 状態: 本紙全体に少しヤケがあります。またヨゴレがありますが目だちません。破れや穴などは見当たりません。 #ロンタンの特選アンティーク・美術品の一覧はこちら